TOEIC800点なのに話せない…は能力不足ではない|『読めるのに話せない』を抜け出した社会人の体験談

IELTS勉強法

「TOEICは800点。履歴書にも書ける。
なのに、外国人に話しかけられた瞬間、頭が真っ白になる——」

もしこれがあなたのことなら、最初にお伝えしたいことがあります。

それは、あなたの能力不足ではありません。

私は受験英語止まりの社会人でした。長文は読めるのに、話すことだけができない。そこからIELTSのスコアを5.5→6.5に伸ばし、オランダの大学院に留学しました。

この記事では、TOEICの点数と話す力がなぜ比例しないのか、そして「読めるのに話せない」をどう抜け出すかを、私の実体験ベースでお話しします。

TOEIC800点でも話せないのは「当たり前」です

まず前提から。TOEIC L&Rテストには、スピーキングがありません。

測っているのは「聞いて理解する力」と「読んで正解する力」。
つまり800点が証明しているのは、あなたのインプット力です。

私たちは学校でも試験対策でも、「読んで正解する」訓練は山ほどしてきました。でも「自分の言葉で口に出す」練習だけ、ごっそり抜けています。

点が取れることと、話せることは、別のスキルです。

やっていない練習の成果が出ないのは、当たり前のこと。逆に言えば、話す練習さえ足せば、800点分のインプットは一気に動き出します。

知っている英語が口から出てこない仕組み

「単語も文法も知ってるのに、なぜ出てこないの?」

これには理由があります。
英語には「知っている引き出し」と「言える引き出し」があって、この2つは別物なんです。

📦 2つの引き出しの違い

知っている引き出し=読めば分かる・聞けば分かる英語(TOEICが鍛える側)
言える引き出し=考える前に口から出てくる英語(会話で使えるのはこちらだけ)

「知っている」を「言える」に移す作業をしない限り、引き出しの中身は永遠に使えません。

TOEICの勉強は前者を鍛える訓練です。だから語彙が増えても、話せるようにはならない。能力の問題ではなく、構造の問題です。

私も「読めるのに話せない」側でした

偉そうに書いていますが、私自身がこの構造に苦しんだ当事者です。

受験英語で長文読解は得意でした。それなりに自信もありました。
でも留学を決めて初めて受けたIELTSのスピーキングで、撃沈しました。

質問は聞き取れる。言いたいことも頭にある。なのに、口から出てくるのは「Uhm…」だけ。

読める英語と話せる英語のギャップを、本番で思い知らされた瞬間でした。

そこから練習の種類を変えて、IELTSは5.5→6.5へ。今はオランダの大学院で、英語で学んでいます。何をしたのかは次のセクションでお話しします。

英語は読めるのに話せない原因と解決法|受験英語止まりだった社会人が克服した方法

「読めるのに話せない」が起きる原因を、この記事よりさらに深掘りしてまとめています。

TOEICの知識を「話せる」に変える2ステップ

私が実際にやって効果があったのは、この2つです。

ステップ1:例文を声に出して暗唱する

まず、知っている英語を「言える引き出し」に移す作業です。

教材は何でも構いません。例文を、意味を考えながら何度も声に出す。
口に馴染んだ文だけが、とっさの場面で出てくるようになります。

暗唱は才能ではなく、触れた回数です。

IELTS Speaking・Writingが伸びない人がやるべきこと|DUO 3.0で窮屈な英語から抜け出した話

私が暗唱に使ったのはDUO 3.0でした。具体的なやり方と効果をまとめています。

ステップ2:自分の言いたいことを「正しい英文」にして暗唱する

例文の暗唱だけだと、もう一歩足りません。会話で本当に必要なのは「自分が言いたいこと」を言える文だからです。

ここで効いたのが「書いて話す」という練習でした。

自分の言いたいことを英語で書く→添削してもらう→正しくなった文を暗唱する。
これで「自分専用の言える引き出し」が増えていきます。

【実体験】ベストティーチャーの口コミ・評判|「読めるけど話せない」を『書いて話す』で抜けた話

私はベストティーチャーというオンライン英会話で「書いて話す」練習をしました。4ヶ月使ったリアルな記録です。

ちなみに、いきなり通常のオンライン英会話に飛び込むのはおすすめしません。私はそれで一度挫折しかけました。理由はオンライン英会話を続けても話せない本当の理由に書いています。

まとめ:TOEICの積み上げは、話せるようになる最大の資産です

最後に、いちばん大事なことを。

TOEIC800点分の単語・文法・リスニング力は、無駄ではありません。むしろ逆です。

インプットが貯まっている人ほど、話す練習を始めたときの伸びは速い。

ゼロから始める人と違って、あなたの引き出しにはもう中身が入っています。あとは「言える側」に移すだけ。

点が取れるのに話せないのは、能力不足ではなく、練習の種類の問題。
そのことに気づいた日から、私の英語は変わり始めました。

「書いて話す」練習が気になった方へ

「読めるけど話せない」だった私が、自分の言いたいことを話せるようになるまでの4ヶ月の記録です。

👉 【実体験】ベストティーチャーの口コミ・評判を読む

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